石川祐希の元スポーツ選手で高身長の両親や姉妹は？ミラノの家族って？バレーの歩みもまとめて紹介！

石川祐希のアスリート時代

今日はリベロ登録#石川祐希 キャプテン pic.twitter.com/LSKJZsyYs1

— Kiyoko 228 (@KiyokoA5277) June 7, 2024

大学を卒業した石川選手が選んだ進路は、Ｖリーグの所属ではなく、海外でのプロのバレーボーラーでした。

石川祐希の大学卒業後の進路のコメント

以下は、石川選手の母校になる中央大学バレーボール部公式サイトの動画のコメント全文を紹介しています。

こんにちは、石川祐希です。

皆さまにご報告がございます。

これまで卒業後の進路について報告ができておりませんでしたが、中央大学を卒業後、プロのバレーボール選手として競技を続けていくことを決めました。

これまでの中央大学在学の４年間、松永監督をはじめ、スタッフの皆さま、OB、後援会の皆さま、たくさんの方からのご支援をいただき、また大切な仲間とともに充実した大学生活を送ることができました。

これからはプロとしての自覚と責任、覚悟を持って、新たな世界へ挑戦していきたいと思います。

バレーボールから学んだ感謝の気持ちを絶やすことなく、たくさんの方々から応援していただける選手になれるよう、努力し続けていきます。

そして、私たちの学年は卒業してしまいますが、後輩たちは私たち以上の活躍をしてくれると信じています。

引き続き中央大学バレーボール部の応援をよろしくお願いいたします。私もOBとして後輩たちを応援しています。

引用元：中央大学バレーボール部公式サイト 2018年3月5日の動画oり

石川祐希の2018年-2019年イタリア・シエナでのあゆみ

出典：VAAM　公式アカウント@vaam_official

石川祐希がシエナを選んだ理由

大学卒業後、日本のチームに所属せずに海外でプレーする道を選んだ石川選手。

プロの道を進むに至っていくつか理由がある中の一つに、「日本の企業に入った場合は海外に行かせてもらえても、長くても2～3年が限界」と考えると、海外を拠点にプレーを望んでいた石川選手は、イタリアでプロの道を選んだとのこと。

そんな石川選手が契約したイタリアのチームは、当時イタリア１部リーグ・セリエＡに昇格したばかりのシエナでした。

当時のシエナは、その前年にセリエA2からA1に昇格し、A1残留に向けて積極的に選手を補強している最中だったようです。

そんな中、ラティーナでプレーしていた石川選手が目に止まったよう。

２シーズン所属したラティーナからもオファーはあったそうですが、石川選手は「新しい環境でいろんな経験をしたい」という思いと「自分がしっかり出場できる場所から徐々にステップアップしたい」という思いからシエナと契約を結んだんだとか。

石川選手はシーズン全試合にスターティングメンバーとして出場し活躍をしましたが、シエナのチームは勝利が得られず下位という成績でした。

石川祐希のシエナ生活では自炊とウィンクを習得

イタリアには3度目の石川選手ですが、イタリア語での指示が結構理解できるようになったことで、プレーがしやすくなったとか。

石川選手から発するときの言葉は、ある程度は伝えられるようになったそうですが、まだ詰まる場面もあったそうです。

買い物は休日に行く石川選手ですが、イタリアでも有名人になってしまっているようで、声を掛けられることが多かったとのこと。

ほとんど外食だった石川選手の野菜の摂取が少なく栄養が偏っていたようで、2018年から栄養士の指導を受けたのをきっかけに自炊をするようになったのでした。
栄養士にも習ったことでより簡単にできるようになった石川選手。

1日の摂取カロリーの目安は5000キロカロリーで、肉、野菜、デザートとご飯のバランスの取れた食事。
苦手だったコーヒーを飲めるようになり、ちょっと大人になった石川選手のようです。

イタリアでの自宅は、練習所から車で15分のところにあるマンションに住んでいて、家具付きの1LDKの部屋に必要最低限の物だけを置いて生活をしていたようです。

イタリアの女性は情熱的らしく、石川選手は女性に慣れていないこともあり、困っていたそうな。

そして、ウインクをされることが多かったため、「ウインク返し」や「ウインクでの挨拶」を始めた石川選手でしたが、それが癖になっていて帰国してもウインクをしちゃっていたとか♡

シエナ生活で、石川選手は自炊とウィンクを習得したもよう♪

石川祐希の2019年-2020年パッラヴォーロ・パドヴァでのあゆみ

出典：yuki_ishikawa_officia/Instagram

2019年10月17日、契約した次のチームと合流するために渡伊した石川選手。

世界最高峰かつ、結果を残さなければ来年の居場所がなくなるというシビアな世界で、プロ２年目となりチームの中心選手の一人として活躍する次の場所はパドヴァ。

セリエＡに絞っていた石川選手の元に３分の２くらいのチームからオファーが来ていたのですが、当時のご自身の実力を考えてパドヴァを選んだとのこと。

シーズンを通して高いパフォーマンスを発揮し、イタリア100試合目となるゲームでMVPを獲得。

24歳の石川選手は、パドヴァでパフォーマンスが落ちないプレーヤーになり、ひとつ先のプレー、相手のプレーを読んで動くプレーヤーに成長したのでした。

石川祐希の2020年-2024パワーバレー・ミラノのあゆみ

出典：yuki_ishikawa_official/Instagram

いろんなイタリアに住んでいた石川選手は、ミラノが一番住みやすいと思っているようです。

閑静な住宅街でのひとり暮らしていて、台所には色とりどりのフルーツを揃え、体に気を使っている石川選手。

常に「世界一のプレーヤーになること」を目標と口にしている石川選手が次に契約をしたのが、パワーバレー・ミラノ。

攻守の要となって、もっとステップアップを目指す石川選手でしたが、2020年12月7日の夜から倦怠感と発熱の症状が出たため、所属チームで新型コロナウイルス感染の検査を受けたそうです。

翌日8日の結果は陽性と判断され、2週間自宅での療養を続けていたとのこと。

発熱は数日で治まり、味覚と臭覚の異常はあったようでしたが、体調が回復したため17日と22日検査を受け、陰性と判断され2021年1月8日に競技を再開できたようです。

陽性判明から3～4日は39度の高熱と倦怠感に苦しんでいて、「どこまで症状が出るのか、どれくらいで回復するのか分からず非常に不安があった」と話していた石川選手でした。

体調も回復してプレーへの影響もなくホットしているところに、中垣内祐一代表前監督から電話があったそうです。

内容は、日本代表の主将なってほしいとのことでした。

石川選手は、リオ五輪に出場を逃した後に代表の主将になることを意識していたこともあり、承諾したのでした。

その後は、パワーバレー・ミラノでのご自身のプレーの問題点を分析し、改善をし、納得するまで練習をしていたそうです。

ご自身が良し！と思うまで、試合で出来るというイメージができるまで練習に練習を重ね、自信を付けてから試合に臨んでいた石川選手でした。

イタリア人の選手よりも年俸を多くもらっていることもあり、結果を出すことや役割を果たさないと生き残ってはいけないプロの世界に身を置いているので、ストイックな生活がパワーアップしているようですね。

外国人としてプレーし、チームトップでリーグ8位となる470得点をマークした石川選手の存在感はイタリアで年々増しているようです。

石川祐希の2024年シル・サフェーティ・ペルージャでの歩み

2024年5月14日にペルージャが石川選手の世界王者チームの加入を発表しました。

石川選手曰く、「目標である世界一のプレーヤーになれるチャンスが目の前にある」と、石川選手の目標の1つにトップチームでプレーすることだったようで、願いが叶ったみたい。

ペルージャ側は、石川選手の加入で「完全無欠のチーム」と言って大喜び♪

石川祐希のイタリアで暮らすためのルーティン

石川選手のマイルールは、「やることを決めて、そこに対するストレスをなくして余裕を持つようにしています」とのこと。

活動する1日のほぼ全てのスケジュールを“パターン化”している石川選手なのでした。

7：00：起床～食事

8：30～11：30：練習

11：30～14：00：シャワーや食材の買い物

など歯磨きとトイレの順番、試合会場に入る時間は90分前など様々なことがもっと細かく冷蔵庫に貼った付箋で時間ごとにスケジュールを管理していて、24：10に就寝だそうです。

食事の献立も同じで、スープに入れるメインの野菜に関しては、パプリカ、ブロッコリー、ニンジンで、この食材はマスト。

作った半分はその翌日のお昼だったり夕食に回して「同じ量」を食べているとのこと。

石川選手にとっての自炊は、栄養補給がメインで、時間をかけずに効率よく栄養補給できるようにしているそうです。食事の目的はあくまで「栄養補給」であり、「おいしさとか楽しさはその次」なので、献立に頭を悩ます必要がないんだとか。

同じ生活をするのは「ストレスを無くすため」で、いろいろと考えることがあると頭の中がパンパンになり、ストレスを感じるため、「同じ毎日」にしているそうです。

バレー以外の事を考える時間を少なくすることで余裕が生れ、余裕を持つことで変化を入れることも出来るようになっているとのこと。

徹底して時間の管理をしているようで、皿洗い20分、洗濯20分、お風呂30分と・・・時間を無駄にしないためにストイックな暮らしをしている石川選手なのでした。

石川選手が自宅で欠かさずしていること

石川選手の自宅のリビングで、体の手入れをしているそうです。

石川選手が高校時代からお世話になっている野口嵩広氏が、石川選手の体のメンテナンスを担当しているんだとか。